社員の日常
「麒麟がくる」最終回直前!歴代の大河ドラマと比較してみました。
2021.02.01
皆様こんにちは!企画課の柴田です。早いものでもう2月ですね。寒さの折いかがお過ごしでしょうか?時節柄また、コロナ禍の折、皆様にはお身体を大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます(_ _)
愛媛県も新型コロナ「特別警戒期間」を2月7日まで延長となり、私も昨年末から休日はステイホー民となっております。もっぱら最近はDIYにハマっていて、工具が増えている今日この頃です(*ノωノ)
追記:愛媛県は2月4日、県内の新型コロナウイルス感染確認の減少傾向などを踏まえ、酒類を提供する松山市の飲食店を対象にした時短営業要請について、予定通り2月7日までとすると発表した。一方、7日まで設定している県独自の特別警戒期間は、3月7日まで当面延長し、感染拡大地域への不要不急の往来自粛などの要請を続ける。とのことです。
ところで皆さんは大河ドラマをご覧になっていますか?昨年1月から始まったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」もとうとう2/7(日)で最終回となります。大河ドラマここ数年あまり見ていなかったのですが、久しぶりに毎回欠かさず見ました! 戦国時代の大河ドラマは下記の表を見てもわかるように、高視聴率を記録し多くのファンがいます。それは信長や秀吉などの名将達の史実がドラマとして見ごたえがあるからでしょうね。
順番 | 作品名 | 放送期間 | 主演俳優/主役人物 |
平均視聴率(%) |
第62作 第61作 |
どうする家康 鎌倉殿の13人 |
2023(令和5)年 2022(令和4)年 |
松本 潤(徳川家康) 小栗 旬(北条義時) |
|
第60作 | 青天を衝け | 2021(令和3)年2月~未定 | 吉沢 亮(渋沢栄一) | |
第59作 | 麒麟がくる | 2020(令和2)年1月~令和3年2月 | 長谷川博己(明智光秀) | |
第58作 | いだてん | 2019(平成31)年1月~令和元年12月 |
中村勘九郎(金栗四三) |
8.2 |
第57作 | 西郷どん | 2018(平成30)年1月~12月 | 鈴木亮平(西郷隆盛) | 12.7 |
第56作 | おんな城主 直虎 | 2017(平成29)年1月~12月 | 柴咲コウ(井伊直虎) | 12.8 |
第55作 | 真田丸 | 2016(平成28)年1月~12月 | 堺 雅人(真田信繁) | 16.6 |
第54作 | 花燃ゆ | 2015(平成27)年1月~12月 | 井上真央(杉文) | 12 |
第53作 | 軍師官兵衛 | 2014(平成26)年1月~12月 | 岡田准一(黒田官兵衛) | 15.8 |
第52作 | 八重の桜 | 2013(平成25)年1月~12月 | 綾瀬はるか(新島八重) | 14.6 |
第51作 | 平清盛 | 2012(平成24)年1月~12月 | 松山ケンイチ(平清盛) | 12 |
第50作 | 江~姫たちの戦国~ | 2011(平成23)年1月~11月 | 上野樹里(江) | 19.1 |
第49作 | 龍馬伝 | 2010(平成22)年1月~11月 | 福山雅治(坂本龍馬) | 18.7 |
第48作 | 天地人 | 2009(平成21)年1月~11月 | 妻夫木 聡(直江兼続) | 21.2 |
第47作 | 篤姫 | 2008(平成20)年1月~12月 | 宮﨑あおい(篤姫) | 24.5 |
第46作 | 風林火山 | 2007(平成19)年1月~12月 | 内野聖陽(山本勘助) | 18.7 |
第45作 | 功名が辻 | 2006(平成18)年1月~12月 |
仲間由紀恵(千代) |
20.9 |
第44作 | 義経 | 2005(平成17)年1月~12月 | 滝沢秀明(源義経) | 19.5 |
第43作 | 新選組! | 2004(平成16)年1月~12月 | 香取慎吾(近藤勇) | 17.4 |
第42作 | 武蔵 MUSASHI | 2003(平成15)年1月~12月 | 市川新之助(宮本武蔵) | 16.7 |
第41作 |
利家とまつ |
2002(平成14)年1月~12月 |
唐沢寿明(前田利家) |
22.1 |
第40作 | 北条時宗 | 2001(平成13)年1月~12月 | 和泉元彌(北条時宗) | 18.5 |
第39作 | 葵 徳川三代 | 2000(平成12)年1月~12月 | 津川雅彦(家康)・西田敏行(秀忠)・尾上辰之助(家光) | 18.5 |
第38作 | 元禄繚乱 | 1999(平成11)年1月~12月 | 中村勘九郎(大石内蔵助) | 20.2 |
第37作 | 徳川慶喜 | 1998(平成10)年1月~12月 | 本木雅弘(徳川慶喜) | 21.1 |
第36作 | 毛利元就 | 1997(平成9)年1月~12月 | 中村橋之助(毛利元就) | 23.4 |
第35作 | 秀吉 | 1996(平成8)年1月~12月 | 竹中直人(豊臣秀吉) | 30.5 |
第34作 | 八代将軍 吉宗 | 1995(平成7)年1月~12月 | 西田敏行(徳川吉宗) | 26.4 |
第33作 | 花の乱 | 1994(平成6)年4~12月 | 三田佳子(日野富子) | 14.1 |
第32作 | 炎立つ | 1993(平成5)年7月~1994年3月 | 渡辺 謙(藤原経清・泰衡/2役) | 17.3 |
第31作 | 琉球の風 | 1993(平成5)年1月~6月 | 東山紀之(啓泰) | 17.7 |
第30作 | 信長 KING OF ZIPANGU | 1992(平成4)年1月~12月 | 緒形直人(織田信長) | 24.6 |
第29作 | 太平記 | 1991(平成3)年1月~12月 | 真田広之(足利尊氏) | 26 |
第28作 | 翔ぶが如く | 1990(平成2)年1月~12月 | 西田敏行(西郷隆盛) | 23.2 |
第27作 | 春日局 | 1989年(昭和64年・平成元年)1月~12月 | 大原麗子(春日局) | 33.1 |
第26作 | 武田信玄 | 1988(昭和63)年1月~12月 | 中井貴一(武田信玄) | 39.2 |
第25作 | 独眼竜政宗 | 1987(昭和62)年1月~12月 | 渡辺 謙(伊達政宗) | 39.7 |
第24作 | いのち | 1986(昭和61)年1月~12月 | 三田佳子(岩田未希) | 29.3 |
第23作 | 春の波涛 | 1985(昭和60)年1月~12月 | 松坂慶子(川上貞奴) | 18.2 |
第22作 | 山河燃ゆ | 1984(昭和59)年1月~12月 | 松本幸四郎(天羽賢治) | 21.1 |
第21作 | 徳川家康 | 1983(昭和58)年1月~12月 | 滝田 栄(徳川家康) | 31.2 |
第20作 | 峠の群像 | 1982(昭和57)年1月~12月 | 緒形 拳(大石内蔵助) | 23.7 |
第19作 | おんな太閤記 | 1981(昭和56)年1月~12月 | 佐久間良子(ねね) | 31.8 |
第18作 | 獅子の時代 | 1980(昭和55)年1月~12月 | 菅原文太(平沼銑次) | 21 |
第17作 | 草燃える | 1979(昭和54)年1月~12月 | 石坂浩二(源頼朝) | 26.3 |
第16作 | 黄金の日日 | 1978(昭和53)年1月~12月 | 市川染五郎(呂宋助左衛門) | 25.9 |
第15作 | 花神 | 1977(昭和52)年1月~12月 | 中村梅之助(大村益次郎) | 19 |
第14作 | 風と雲と虹と | 1976(昭和51)年1月~12月 | 加藤 剛(平将門) | 24 |
第13作 | 元禄太平記 | 1975(昭和50)年1月~12月 | 石坂浩二(柳沢吉保) | 24.7 |
第12作 | 勝海舟 | 1974(昭和49)年1月~12月 | 渡 哲也、松方弘樹(勝海舟) | 24.2 |
第11作 | 国盗り物語 | 1973(昭和48)年1月~12月 | 平 幹二朗(斎藤道三) 高橋英樹(織田信長) |
22.4 |
第10作 | 新・平家物語 | 1972(昭和47)年1月~12月 | 仲代達矢(平清盛) | 21.4 |
第9作 | 春の坂道 | 1971(昭和46)年1月~12月 | 中村錦之助(柳生宗矩) | 21.7 |
第8作 | 樅ノ木は残った | 1970(昭和45)年1月~12月 | 平 幹二朗(原田甲斐) | 21 |
第7作 | 天と地と | 1969(昭和44)年1月~12月 | 石坂浩二(上杉謙信) | 25 |
第6作 | 竜馬がゆく | 1968(昭和43)年1月~12月 | 北大路欣也(坂本竜馬) | 14.5 |
第5作 | 三姉妹 | 1967(昭和42)年1月~12月 | 岡田茉莉子(むら) | 19.1 |
第4作 | 源義経 | 1966(昭和41)年1月~12月 | 尾上菊之助(源義経) | 23.5 |
第3作 | 太閤記 | 1965(昭和40)年1月~12月 | 緒形 拳(豊臣秀吉) | 31.2 |
第2作 | 赤穂浪士 | 1964(昭和39)年1月~12月 | 長谷川一夫(大石内蔵助) | 31.9 |
第1作 | 花の生涯 | 1963(昭和38)年4月~12月 | 尾上松緑(井伊直弼) | 20.2 |
今回の「麒麟がくる」の主人公は明智光秀です。明智光秀といえば「本能寺の変」。歴史の教科書でも特にフューチャーされることはないので、多くの人が裏切り者のイメージしかないと思います。私も大河ドラマを見るまでは光秀の功績はそこまで知りませんでした。大河ドラマを見て学んだのですが、斎藤道三・足利義輝・義昭・織田信長の下で立派な家臣として努め、真面目にコツコツと努力を重ね上に登りつめました。領国・丹波や亀岡では「領民から慕われた名君」として語り継がれていますし、苦難の時代に夫を支え続けた熙子を、光秀もまた生涯をかけて愛し続け、側室を持たなかったとされています。
従来の価値観が崩壊し、新たな道を模索する現代の多くの日本人に向けて、同じように未来が見えなかった16世紀の混迷の中で、懸命に希望の光を追い求めた光秀の姿に自分を重ね、気づけば光秀が大好きになっていました!
(余談になりますが司馬遼太郎の同名小説『国盗り物語』を核とした「国盗り物語(1973年放送)」とは同時期の背景であるため、斎藤道三や光秀、信長、秀吉などの登場人物は一緒なので、見比べるととても面白かったです!)
そして日本史史上最大のミステリーとされる「本能寺の変」の描き方も大注目です!個人的には「秀吉(1996年)」の信長を演じた渡哲也さんが印象深いですが、染谷将太さんの演技も見事ですので今から楽しみです!
最後に「麒麟がくる」のファンとして最終話まで無事に放送していただき感謝を伝えたい!昨年1月沢尻エリカさんの件で出遅れ、新型コロナウイルスの影響で撮影も大幅に変更となり、撮影スタッフや演者の方の苦労は計り知れません(菊丸演じる岡村さんが99のANNで撮影エピソードを話していました)
主役の長谷川博己さん、素晴らしい光秀でした!素晴らしい演技に感動と勇気をもらいました!ありがとうございました。
コロナ禍の中で厳しい状況が続いていますが、麒麟はくる!と信じ戦っていきたいと思います!頑張ります! P.S.NHKの公式ホームページで長谷川さんが語っていました。皆さんも是非お見逃しなく~!
「光秀の苦悩と決断」
美濃で生まれ育った青年が、いろいろな場所でさまざまな人と出会い、その一人ひとりから刺激を受けると同時に光のようなものをもらいながら、今の壮年期の光秀はつくられていると思います。光秀の決断の一つ一つには、それまで出会った人たちの思いや願いが宿っているはずです。
「本能寺の変」については、たくさんの説がありますが、今回は『麒麟がくる』ならではの新しい形の「本能寺の変」だと思っています。光秀はなぜ本能寺に向かったのか?その心情の変化が細かく描かれていると思うので、そこに感情移入して見てくださるとうれしいです。
もうすぐみなさんに最終回をお届けすることができることに、大きな喜びと感慨深さを感じています。約1年にわたり紡いできた物語。ラストシーンまで、ぜひお楽しみください。(長谷川博己)
出典:「麒麟がくる 公式サイト」 https://www.nhk.or.jp/kirin/index.html